人生は夢のカーニバル

きらりと光る星に願いを込めた

5×20 C/W the BEST!! 嵐カップリング曲10選

 

嵐ベストアルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2019」初動130.4万枚おめでとう~~~!!!ミリオン余裕じゃん!!!なんなら発売から3日でミリオン突破していたし、初日の時点で72.8万枚売り上げるというお化け級のベストアルバム。(※数字はオリコンより)

5×10の"初動"売上と、5×20の"初日"売上がほぼ一緒なのがえぐい。数字にあまりこだわらない嵐担も、今回ばかりはさすがに初動ミリオン!と意気込んではいたけれど。でもアルバムは単価が高いし、追加生産されるくらいそもそもが品薄だからべらぼうに買うのは難しかっただろうし。そんな中、初日に70万枚以上売り上げたのにはさすがに笑いが止まらなかった。

8月には追加生産分が加算されるわけで、これがどれくらいの枚数かは分からないけど、ダブルミリオンもそう遠くないと思っている。○年ぶりとか○年以来とか○作品目とか、嵐は記録を持ちすぎていてもはや嵐担ですら把握できていない。

 

わたしだったら5×20は前作5×10に入っていない「マイガール」から収録し、5×10の売り上げも合わせて伸ばそうとするのに、嵐は「A・RA・SHI」から収録し、全64曲を4259円+税(通常盤)で売る。価格破壊も甚だしい。実質タダ。むしろ得。優しすぎるぞ嵐。

さらに、ベストアルバムリリースに際し、近年出ていなかった音楽番組に片っ端から出演し、しかも番組によって披露曲を変えてきてくれる。福利厚生がすごい。今やっているアニバーサリーツアーで踊っていない楽曲ですら、たった1回の音楽番組のためにわざわざ振り起こしをしてくれる。愛でしかない。そしてそのすべてが、「嵐大ヒットメドレー」「嵐ベストメドレー」と称されてかつ違和感がない...嵐のシングルは名曲ばかり。

相葉さんは「下がっていく景色もみんなと一緒に見たい」って言っていたけれど、現状下がっていく気配なんて一ミリもないし、逆に嵐史上最高売上を記録してTOPのままお休みに入るの、圧倒的王者すぎてぐぅの音も出ない。嵐の勝利だよ。

 

 

 

しかし、名曲なのはシングル表題曲だけではない。カップリング曲にも素敵な楽曲がたくさんある。というか、カップリングだからこそ攻めたり遊び心があったり時代の最先端をいったりすることが多い。数だけでいったらシングル曲の2倍近くになるのに、コンサートではほぼ披露されない事態。宝の持ち腐れ!

 

【お題箱】

アメブロ時代の嵐の楽曲記事が大好きでした!また書いてほしいです!

というお題もいただいていたこともあり、「5×20 C/W the  BEST!!」と題して、個人的に推したいカップリング曲を紹介しようじゃないかと。(楽曲記事書く書く詐欺でごめんなさい!)

いや、BESTというよりはコンピレーションアルバムみたいな...全体のバランスは無視して好きなものだけ集めました~!って感じかな。

それと、ここで「Still...」みたいな誰もが知る名曲をピックアップしても面白みがないから、あえて埋もれがちな楽曲、特にここ数年のカップリング曲中心にしてみようかと思う。曲数はとりあえずキリよく10曲で。

 

 

 

1.White On White (君のうた / 2018)

しっとりした滑らかなバラードかと思いきや、キラキラアイドルクリスマスソングに大変身。初めて聴いたとき、騙された~~!!って白旗を上げた。スローテンポからアップテンポに変わるコントラストが気持ちよくて大好きで、ときめきが止まらない...!!

金管楽器が入って、街のイルミネーションが一斉に点灯されていくかのような明るさ。煌めき。クリスマスって見慣れた場所でさえ、特別な場所に変えてしまうんだなあ。

わたしがコンサートでこの曲を演出するなら、歌い出しは暗転+スポットライトオンリーで、にのちゃんの「Dear my precious love」からキラキラの照明をバクステ側から徐々につけていって、「駆け抜ける~」の「る」でメンステに到達させて一気にライトアップさせたい。....どうしよ想像しただけで泣きそう。

「昨日見た映画のようなスーパーヒーローっぽく」というフレーズが本当に本当にお気に入りなんだけど、わたしたちのスーパーヒーローである嵐が、スーパーヒーローに憧れる普遍さがまた。嵐はいつだって近所のお兄ちゃん。そっか、見慣れた場所でさえ特別な場所にしてくれるクリスマスの魔法にかかれば、普遍的な自分だってスーパーヒーローになれるのかな?と。

 

 

2.Love Wonderland (GUTS! / 2014)

2014年のTHE DIGITALIANツアーで披露したからみんな知ってると思うけど、5年経っても(デジから5年はやばい...)飽きることなく大大大好きな楽曲。

軽快な音楽に乗せ、「What your name?」と女の子の名前を聞きまくるナンパソング。(言い方) イントロがかかった瞬間ワクワクする。金管楽器がキラキラ感をさらにアップさせていて、バックミュージックも主役になれる華があるよね。

「ファンタスティックFlight」「スペシャルTrip」「君とふたりスカイランデヴー」「ジェットStream」「乱気流Love tonight」とか、恋愛特有の浮遊感をフライト(飛行機)にまつわるワードで表現しているところが素敵なんだよな~~。

「歓声が上がる街に舞い降りる」とか「この瞬間すべて輝かせる君は誰?」は、世俗から離れたアイドルそのものだなって思えてくるし、特に後者は当ブログの副題?説明?のところにも入れているくらいお気に入りの一節。わたしにとっての翔くんと、薮くんと、那須くんだから。

 

 

3.Fake it (君のうた / 2018)

「Just fake it」....はい優勝~~~~~!!!翔くんのこの1フレーズで勝ちが見えた~~~!!!

確かな言葉を欲しがる僕とはぐらかす君、という女性を追いかける男性目線の楽曲。実際のところ、確かな言葉を欲しがるのは女ではぐらかすのは翔くんだよね?そこんとこどう?(どう?とは)

イントロ→Aメロ→Bメロは打ち込みの電子音のみのシンプルなつくり。サビ前のオクターブハモりが100点満点。バックで一貫してピコピコ弾くように鳴っている音がクセになるんだけど、特にサビの「So I need you baby」~「愛を眺めて」のあたり、どこかで聞き覚えのある曲調じゃない?何に似ているんだろう...って発売以来ずっと考えている。なんかSpotifyあたりで配信されていそう。

「So I need you baby」と「そばにいる」、英語と日本語で同じメロディーと母音の動き(OAIU)をしているのが好き。その流れで言うと、「in the line」「all night」「理由はない」が「ai(n)」で同じ文末となっているのがたまらんやつ。

 

 

 

4.Under the radar (つなぐ / 2017)

実はこれも恋愛の曲。タイトルは気付かれないように、捕捉されないように、みたいな意味合い。そのつもりなんだけど、隠しきれないこの気持ち、数字で表したり理性ではセーブできない衝動、てきな?

狙われるような、徐々に迫ってくるようなイントロからの磨き抜かれた智の声。贅沢。これはレーダーという名の通り、バッキバキのレーザービームの中で踊ってほしい。サビでグッともう一段階ギアが入るのがたまらないんだよな~~。

ラストサビの翔くんソロパートがとってもいい味出してると思う。英語苦手マンだからなんて言っているかは聴き取れないけど。翔くんって意外とこういうパートもらうことないから珍しい!ありがたい!

 

 

5.スパイラル (Monser / 2010)

近年のカップリングが揃う中のランクイン。スパイラルは「なぜコンサートでやらないか理解できないカップリング」ぶっちぎりの1位だから。(当社比) アラフェスのDJMJでさわりだけリミックスされて、くるかくるか!?と思ったら流されたのはもどかしすぎて気が狂いそうだったよね。なぜ!!なぜやらない!!!!教えておじいさん!!!!

洋館に迷い込んだような不穏な音。表題曲の「Monster」の空気感を世襲してるよね。恋愛のスパイラル...こんなに好きだなんて嘘だろ!?っていう感じかな。

スパイラルといえばラップ。ドヤ顔でセクシーラップかます翔くんが容易に想像できる。「君のことなど興味ない」って翔くんに言われたくない!?わたしは言われたい!!ね!?!?(圧)

「非常事態 恋みたい 異常事態」の韻の踏み方が、「OIIAI」で完璧に揃ってて気持ちいい。(イヤホンで聴くと左→右→両方って聴こえる) は~~~~最高!!!!!

 

 

6.Bang Bang (復活LOVE / 2016)

いろんなものがごちゃごちゃっと混ざったイントロ。カオス。同じ音を用いて焦らすAメロ、ファルセットを用いて開放的なBメロっていう緩急がまじてたまんない。弦楽器と金管楽器のハーモニーが最高。この曲のテーマはタイトル通り完全にアレ、だから...

リズム担当が翔くんとにの、ファルセット担当が智と相葉さん、合いの手担当が潤くん(智)。こういうリズムを刻む系の楽曲では、かなりの確率で翔くんとにのが歌い出し。安定。そして、智の透き通るファルセットと相葉さんのハスキーで色っぽいファルセットがまたこの楽曲に合う。

翔くんの「このままじゃ戻れない 不埒な妄想 包囲せよ」の歌い方がたまらなく好きなんだよな~~!!やっぱりラップやってる人は違うというか。リズムをしっかり刻みつつ、細かいところで調整していて単調になりすぎないのが翔くんの技。リズム感いいのが見て取れる。「このっままーじゃ もどっれーなーい」のリズムへの落とし込み方もだし、「包囲せよ」の発音なんか「包囲せぇよ」だもん。好き!!!!

 

 

7.街角の恋人たち (Find The Answer / 2018)

イントロから漂う近未来感。町ではなく街。city。智のフェイクが滑らかで軽やかで心地よい。軽やかにステップ踏みながら街を歩くかのような。これを"シティーポップ"って言うのかしら。

AメロやBメロだけでなく、サビでもソロパートがたくさんあって嵐の声が堪能できる楽曲。サビはユニゾン→翔くん→ユニゾン→潤くん→相葉さん→にの→智くんっていう、ユニゾンとソロの掛け合い。なかなかこういう歌割りなかったから新鮮。ラストサビではずーーーっとにのちゃんフェイクかな?いや智?とにもかくにも透明感がすごい。

ミディアムテンポの楽曲の翔くんの歌声ってめちゃめちゃ甘いよね。全般的にこの曲は糖度高めだけど、優勝は「ふたつの鼓動 鳴り響いて」の甘さ。あまあまミルクティー。翔くんがこんなに甘くなるのは丸くも若干ハスキーな声質と、母音重視で発音する歌い方なんだよな~~。ずっとこのままでいてほしい。

 

 

8.お気に召すまま (つなぐ / 2017)

2017年「untitled」でやってくれた、ドレス靡かせながら足ぴょこぴょこする振り付けがめちゃくちゃキュートな、みんな大好きお気に召すまま!わたし大好きお気に召すまま!

魔法がかかったかのようなきらっきらのイントロ、この一瞬で恋に落ちちゃったんだよなあ。オクターブ違いでずっとハモっているところ、心が弾むようなピアノの音、2・3に分かれて掛け合いになっているサビ、キラキラを畳み掛けるブリッジ...全部天才。最高。

翔くんに「遅刻症の君」って言われたすぎる...というか、この曲に出てくる女の子は分刻みで動くような人でさえ待ってあげちゃうような魅力的な女の子ってことだもんな~~。やだ~妬けちゃうね!潤くんに「ルーティンじゃダメだよ」って言って笑ってるシーンも容易に想像できるし。ほんとにこの曲は情景が想像しやすくて好き!

嵐が歌う、「僕らが描ける未来に 叶えられないことはないだろう?」ってフレーズは説得力ありすぎ。お気に召しました。

 

 

9.Bounce Beat (Find The Answer / 2018)

六本木とかのお洒落なクラブで踊り明かすイメージ。黒と紺とネオン。歌詞の意味を読み解いたらただの"ダンス"ではないことは明白だけど、お洒落なアレンジのおかげでその生々しさは緩和されている印象。

低音の打ち込みのイントロがちょ~~~~~いいよね。ダンスミュージック感。イントロで胸の高鳴りが最高潮に達した瞬間、一瞬でブラックホールに落ちるんだよ最高すぎない?最初から心掴まれる。徐々に音が増えていくのはちゃめちゃに好き...

「その真っ赤な唇に」が翔くんパートなのやばすぎでは...!!ここでバックミュージックがスッと引くんだけど、おかげで翔くんの甘くてまるい歌声がめちゃめちゃ引き立つ。湖にぽとりと落ちて波紋が広がるかのような。真っ赤なグロスを垂らしたかのような。ピアノの音が入るのが可憐でいいな~~!!

翔くんの桜色の唇に、潤のビートもフライング気味になるよね!分かる~~~!誰のせいかな?翔くんのせいだよ~~~!(脱線) 2番の翔くんパートは「じれったいと感じても」で、まじであの子お色気担当なのかなって思ってしまう。....異論はない!

サビで打ち込みのリズムが復活。踊りだしたくなるよね。ラストサビに入るソロパートもいい味出してる。嵐に「夜はこれからでしょ?」と言われたい人生だったし、ラスト「Stay up all nigrt...」で締めるの天才の仕業だよね。夜通しやるってか!?!?(やめなさい)

 

 

10.Count on me (君のうた / 2018)

個人的2018年No.1カップリング。歌割りが入り組みまくってて、ソロパートとハモリで繋ぐのがまじで天才。Aメロ・Bメロはユニゾンを挟みつつ、にの→翔くん→潤くん→智くん→相葉さん。Bメロで大人っぽくジャジーな雰囲気の中で聞こえる、相葉さんの声~~!!サビは5人ユニゾンかと思いきや、途中から潤くん→翔くん→翔潤ハモり→にの→相葉さん→智。攻めの歌割り。

なんといってもがっつりある翔潤ハモりパート。翔と潤ががっつりハモっている。翔と潤の歌声が重なっている。翔潤最高はい優勝。(一部のマニアの燃費のよさは健在)

あの低音担当の翔くんが、高音パートとかファルセットになると途端に気配を消す翔くんが、高音パートを担っていることに耳を疑った。あれ...これ...翔くん...だよね...??って。いつもの無理して頑張っているかわいい感じではなく、しっかり喉を開いて高音にクリーンヒットさせている。潤くんの低音の支えも相まって、とっても気持ちいいハーモニーになっていた。

音楽に身を任せ、踊りだしたくなるようなワクワクする夜の世界。星の降る煌めく街をドライブしているような高揚感と疾走感。嫌なことはぜーーーーーんぶ忘れていい。次は何処へ連れてってくれるのだろう、って期待せずにはいられないね。Show you how we party!

 

 

以上!

これね、カップリング過激派にとってはまじでがちで選ぶのしんどかったです。好きな曲ありすぎて。そしてテイストの偏りがすごい。リズム、キラキラ、夜、ネオン...そういった系統が好きなんだよね。気付けば全部恋愛ソング。まあ恋愛が曲になりやすいのもあるけども。

曲順も地味~にこだわってみたので、物好きな人はこれでプレイリストでも作ってみてはいかがでしょう。笑
 

 

5×20 All the BEST!! 1999-2019 (通常盤) (4CD)

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