人生は夢のカーニバル

きらりと光る星に願いを込めた

Hey! Say! JUMP「Last Mermaid...」レビュー

 

Hey! Say! JUMP 「Last Mermaid...」Now on sale!!!

 

www.j-storm.co.jp

 

※上記のJstorm公式ホームページにて、カップリング含む全5曲の試聴、「Last Mermaid...」スポットCM15秒、”Stupid 上裸”でトレンド入りしてしまった噂の「Stupid」ミュージックビデオ24秒、「Last Mermaid...」のミュージックビデオ1分4秒が見れます!是非に!

 

 

 

というわけで、前回の「I am / Muah Muah」レビューと同じような形式で書き始めてみました。どうもこんばんは。

実をいうと、2020年毎月1記事は更新しようぜキャンペーンを密かに開催していたわけなんだけど、4月を最後に更新が途絶えておりますね。ええ。奴のせいで現場がなくなり、おうちにいる時間も増え、記事を書こうと思えば書く時間は無限にあったはずなのに。なぜだろう。

ま、どちらかというとわたしは時間があるからネタを探して書くというよりは、書きたい!となったタイミングで書く(そのときは睡眠時間でもなんでもごりこりに削る)タイプなので、それだけときめきが少なかったのかなあと思ったりもする。

もちろんHappy Liveの配信はちょ~~~~嬉しかったし楽しかったしときめいたけど、Twitterで消化できた節があるので。

 

 

 

さて。

早速だけど、7月1日にリリースされたHey! Say! JUMPの新曲「Last Mermaid...」の話をしたい!するよ!!させてくれ!!!ときめいた!!!!

やっぱりこういうのって勢いが大事だよね。それと、楽曲記事はできるだけ初週に書くこと。CDだからファン以外が楽曲を聴くことはなかなかないと分かっているけど、それでもね。メイキングしか見ていないJUMP担とかいるかもしれないし、初週のうちにCDは取り込んでおこ!ルックアップもビルボードでは大事だよ!

書きたい!となるようなネタを提供してくれてありがとうじゃんぷちゃん。恩に着るぜ!!

 

それでは、「Last Mermaid...」に収録されている楽曲たちのレビューもどき。もとい、感想。いきまーす!!

 

 

 

・Last Mermaid...

まずはミタゾノさん、いいや、松岡くん!楽曲提供ありがとうございます!

新しさと懐かしさとジャニーズっぽさと和風テイストが絶妙なバランスで入り混じり、海の底に沈んでいくような、深みに嵌っていくような、最後は泡となって消えゆくような、儚さ。だけど儚いだけじゃない。聴けば聴くほどいろんな音が聴こえてきてハマる、するめソング。

ちょいちょい和風要素が入っているのがツボなんだよな~~。尺八のような音とか、琴?三味線?っぽい音とか、カンカンッ!っていう拍子木のような音とか。カンカンッ!については裕翔くんがANNで言及していたよね。

 

浮かばぬ言葉 かき集め飾るより

出だしの伊野尾くんの透き通った歌声がディズニープリンセスのそれ。まあ母音強調気味な歌い方に関しては、いつもと変わらない伊野尾くんなんだけどね。なんか生命力があまり強そうじゃない感じが、儚げで良い。

 

今だけニ人は あの頃のままで

続く裕翔くんがディズニープリンス。そしてJUMPの青組コンビのハモリ。主旋律が裕翔くん・下ハモが伊野尾くんっていう、これまでにあまりないレアな歌割り。

メンバーカラーがそうさせるのかもしれないけど、確かにここはいのゆとだなと。いのたかでもいいかなと思ったけど、人魚姫が恋する相手ってまさに「裕翔くんみたいな男性」だと思うんだよね。

 

で、2番めちゃめちゃいいな!!!と思ったのが2つあって。

1つ目はバックミュージックの違い。

1番のバックミュージックはピコピコ音が鳴ってたりストリングスが強めなドラマチックな感じなんだけど、2番になるとAメロでピアノメインに。ここで季節が変わったんだね...ってなるし、時の流れの速さを音からも感じられてめちゃめちゃポイント高い。Bメロへの入りも良くて好き。

 

2つ目はサビ前の高まり。

1番のサビ前だと「ちゃちゃっちゃちゃっちゃちゃっちゃ ちゃ ちゃ ちゃ↓...」って下がって一瞬の空白があり、「あなたに出逢い~」と入るんだけど、2番は「ちゃちゃっちゃちゃっちゃちゃっちゃ ちゃ ちゃ ちゃ~↑」って上がるの!上がるんだよ!上がったままその勢いで2サビに突入するの!!えええそう来るか!!ってならない!?えっならない!?ならないの!?(温度差)

ここの上がっていくところまじで鳥肌止まらなくてやば...ってなった。ある意味震えたよJストたん....

そう、わたしは1番でこうだったのが2番でこうなるの!という変化に弱いんだよね。聴き比べてここが違う!!って気づいてはひとりで悶えてる。(オタク)

 

サビだけ聴いたときは全くしっくりこなくてあまり好みじゃないなとすら思っていたけど、最初から最後までまるっと通して聴くことで人魚姫のストーリーを感じることができるのかなと。

わたし個人的には震えるほどの切なさはあまり感じなくて、まだ人魚姫からは熱い愛情は消えていないんだなって、情熱も感じるような楽曲だったなあ。その情熱を感じるのが2サビへの入りだったり、落ちサビ前の間奏だったりするわけで。いろんなテイストが混じった楽曲でもっともっと聴きこみたくなった。

 

 

・Love me PLZ

ラブミープリーズ!愛してください!明るくポップでキラキラな恋のトキメキ!これぞアイドルソング!王道アイドルソングが好きな人は絶対絶対ぜ~~~ったい!好きなやつ!!!

 

 

MiNEさんは「チョコラタ」(作詞)、「BANGER NIGHT」(作詞)、「I/O」(作曲)、「女王蜂」(作曲)、「PARTY!!」(作曲)、「Precious Girl」(作曲)、「UNION」(作曲)、「僕とけいと」(作曲)(※wikiより抜粋)等々、近年のJUMPの楽曲を多数手がけてくださっている方。

それに、編曲が遠藤ナオキさんだからそりゃ当たりだわ!となる。遠藤さんも近年のJUMPの楽曲を多数編曲してくださっています。Takuya Haradaさんもジャニーズ系多いね、JUMPだと明日エルとか。

ま、制作陣云々について気になる方は調べてみてくだされ。わたしも一時期、嵐に新曲が出るたび楽曲制作陣調べまくってブログに書いていたな~~~。懐かしい。

 

イントロ聴いて一発で学校が思い浮かんだ。これは学園ラブコメだ。清々しい晴れわたる空のような音から青春の香りがする。「恋は Non Stop 恋はDon't Stop」だもんね。勢いがすごい。

ちょっとドジなかわいい女の子と、学園一モテるスポーツ万能イケメン王子様との恋模様。JK向けの少女漫画原作の胃もたれしそうな、ベッタベタの恋愛映画の主題歌待ったなし!....っていうかそうじゃないのが不思議なくらい、ド直球のキラキラアイドルソングだよ。わたしがタイアップつけたい。

 

確かなものなんて何もないけどね 僕は

Aメロのリズムが心臓の鼓動みたいで、ドキドキしているのかなあって思うし、薮くんの歌い方もちょっと飛び跳ねた歌い方でわくわくるんるんしている感じが伺えて!はあ!かわいいな!!!好き!!!

 

全てがひっくり返るくらい君が好きだ

ここの有岡大貴に恋した人ざっと見積もっても5憶人いるでしょ!?あまあまキャラメルボイスでこんなこと言われたらたまんないよね~こっちがひっくり返るわ。好きすぎて。

 

リズムと歌声に対し、合いの手みたいに重なるポロンポロンとした音とラッパ!も~~~かわいいのハッピーセットかよ!かわいいの過剰摂取!ゆめかわ!

これほどまでにキュートなアイドルソングを歌いこなすHey! Say! アラサー JUMPさん、末恐ろしいな...デビュー2~3年目の若手なら分かる。キンプリとか。彼らはもう13年目なんだ...未だに「かわいい」「アイドル」を背負い続けてくれている尊さよ。

恋は恋、恋、恋心~~~♪君でしか救えない恋病~~~♪

 

 

・Stupid

GYAO!で本人不在のミュージックビデオが突如公開され、JUMP担に激震が走った問題作。そして最高傑作。

あまりにも急な出来事に、これは本当にHey! Say! JUMPの楽曲なんだろうかと疑ったJUMP担多数。だってしばらく本人たちから何もアナウンスがなかったんだよ!?その期間、毎日じゃんぺ(webの連載)更新されていたのに。

 

新進気鋭のクリエイターとタッグを組んだり、近年の音楽コンテンツの流行を取り入れはじめているHey! Say! JUMP

Ah...の言い方ひとつとってもそれぞれ違う色とりどりの歌声を持つJUMPと、シンプルで洗練されたサウンドのコラボレーション。ソロパートと全員でわさっと歌うパートのコントラスト。

Spotifyのプレイリストとかにしれっと突っ込んでいても気づかれないくらいジャニーズっぽさをそぎ落とし、”アーティスト Hey! Say! JUMP”として作った楽曲という印象。聴くだけで流行の最先端をいく人間になれること間違いなし。スーパーハイパーお洒落な楽曲。

 

わたしの語彙力ではこの魅力は伝えきれないから、ひとまずJストホームページにあるショートバージョンの上裸MVを見てきてほしい。(上裸MV言うな)

聴けば、見れば分かる。えげつないことが。

 

そして、この楽曲を作ったのが辻村有記さんなんですよね.....

 

JUMPと辻村さんの親和性よ!!!ファンファーレ、Muah Muah等々多数の楽曲を手掛けてくださっている辻村さん!!!!神か!!!!神だな!!!!ありがとうございます!!!!

 

The meaning of being here now そしたらキミへと繋がった

最&高。(語彙力の欠損)

 

 

・U

タイトルからして、「I」(アルバムPARADE収録、セトリからは落ちた)と対になる楽曲なのかなと勝手に思っていたんだけど、制作陣が全然違ったので別物だと判明。

とはいえ、俗世から離れているような、どことなく感じる浮遊感とかそういったものは、ちょっとだけ近いかもと個人的に思う。

 

太陽ではなく月。星。長く連れ添って「この人しかいない」と確信するフェーズにいる恋人のお話。付き合って5年くらい。もうすぐ結婚するねこれ。2人寝転んで満天の星空を眺めながらゆったりと愛を囁きあうような、そんなラブソング。

なんだけど、単なるラブソングじゃなくて、打ち込みの音がたくさん使われていて宇宙っぽさも感じる世界感。遠くに煌めく星のようにも聴こえるし、すぐそこで星が瞬いているようにも聴こえる。この世にはこの2人しかいないんじゃないかなって思わせるような。

だってこれ、A-beeさん編曲だから。勝ち確。嵐の「Hope in the darkness」「三日月」「また今日と同じ明日が来る」を手がけた(うちの一人)ですからね。そりゃ良いわ~~~~!!!

 

訴えかけた言葉を 紡いだ先に広がる 満天の星が心地良かった

ここで薮くんのソロ曲「流星の詩」を思い浮かべた薮担たくさんいるはず。薮くんの歌声が心地よいです...(うっとり)

 

もう少しだけこうしていよう

このあとの星屑をちりばめた音の連なりが最高に好きです。世界感.....これは星だわ........

 

ちなみに、2番サビは左右のバランスをあえて調整してあるのか、イヤホンで聴くと山田(左)&有岡(右)、裕翔(左)&光(右)寄りで聴こえて面白いです。毎回こういう加工してあれば歌割りの聞き分けも容易になるかな...

 

もう少しだけこうしていよう

1番のやまちゃんの「もう少しだけこうしていよう」と、2番の有岡くんの語尾を上げた「もう少しだけこうしていよぉ↑」の対比が良い。

 

そしてこういう系統の楽曲のときの有岡くん、無双。スターを得たスーパーマリオ。スーパー有岡くんタイム。ラストサビの有岡くんのフェイクが良いな~~!!バブルガムじゃん...!!

JUMPは人数が多い割には歌割りはお決まりパターンが多かったんだけど、ここ1~2年こう来る!?みたいな新鮮な組み合わせや配置も見られるようになって。まだまだ伸びしろたくさんあるな!と、これからが本当に楽しみになった。

楽曲に合わせてメインとなる人を変えることによって、歌声もがらっと色が変わるし、全体的な雰囲気も全然違ったものに変えることができると思う。これJUMPの強みだと思うな~~。

 

 

・言葉はいらない

Happy Liveで聴いて大好きになった楽曲。

序盤は出たよ~~~JUMPコンお決まりの本編ラストのバラード~~~!!って笑っていたんだけど、スーパー薮くんタイムがあって秒で寝返った。本来なら2~3人で歌っていそうな尺で、薮くんの歌声がじっくり堪能できる。薮くんを独り占め。シンプルに嬉しい。

いろんなテイストが混じった歌謡曲、王道アイドルキラキラソング、洗練されたお洒落ソング、近未来なドリーミーソングを聴いてきた今だとより、まっすぐなバラードが染みる。無償の愛というか、そうだよね、愛ってこういうことだよねって原点に帰ることができるというか。

6分40秒もあったから「パレードは終わらない」の「め」のようにまたボーナストラックを疑ったんだけど(今回は全部曲でした)、それぞれのソロパートも長めでJUMPの歌声をたっぷり味わえる至福の時間。

 

  • 歌い出し:裕翔
  • 1番:雄也→薮→伊野尾→有岡→光
  • 1番サビ:山田→知念
  • 2番:光→知念→伊野尾→雄也→裕翔
  • 2番サビ:有岡→山田
  • 落ちサビ:薮

ソロパートは上記の通り。2番の歌割りを見たらスーパー薮くんタイムがある理由が分かったね...いや、スーパー薮くんタイムのために2番は温存したと言ったほうがいいのかもしれない。

 

そばにいてくれたら ふたり笑えるなら それ以上何もいらない

避けられないさよならが ふたりを分かつその日まで

Happy Liveで一番ぐっときたソロパートだったし、これを生で聴ける日が来ることを願ってやまないな....なんか本当に、そこにいてくれさえすればいいよって、アイドルに対しての思いも浄化された気がする。

 

 

 

 以上!

「Last Mermaid...」収録全5曲のレビューもどきでした!

 

7月1日のうちにアップできなかったのは残念だけど(ポスト投函できずうっかりフラゲし損ねたからです)、JUMP担でもそうでなくても、ひとりでもこれ読んで聴いてみよ~って思ってくれる人がいたらブロガー冥利に尽きるし、まじでこの楽曲オタクきもちわるいな...と笑ってもらえれば幸いです。

好きな楽曲がありすぎて、2020年楽曲大賞はまじで迷うな~~~~!!!!

 

ちなみに7月3日金曜日、Hey! Say! JUMPはMステに出演しますので!!!みんな見てね!!!

 

 

 

 

・初回限定盤1

「Last Mermaid...」「Love me PLZ」

Last Mermaid…(初回限定盤1)(CD+DVD)

Last Mermaid…(初回限定盤1)(CD+DVD)

  • アーティスト:Hey! Say! JUMP
  • 発売日: 2020/07/01
  • メディア: CD
 

 

・初回限定盤2

「Last Mermaid...」「Stupid」

Last Mermaid…(初回限定盤2)(CD+DVD)

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  • アーティスト:Hey! Say! JUMP
  • 発売日: 2020/07/01
  • メディア: CD
 

 

・通常盤

 「Last Mermaid...」「U」「言葉はいらない」