Hey! Say! JUMP「I am」「Muah Muah」レビュー
Hey! Say! JUMP 「I am / Muah Muah」Now on sale!!!
2月26日にリリースされたHey! Say! JUMPの新曲、「I am / Muah Muah」の話をするよ~~!!
※上記のJstorm公式ホームページにて、カップリング含む全4曲の試聴、「I am」のミュージックビデオ45秒、「Muah Muah」のミュージックビデオ45秒、特典映像「JUMPのお部屋から」の予告映像、その他CMスポット3種類を見ることができます!
クールでスタイリッシュなダンスナンバー I am、リップの擬人化キュートでキャッチーな Muah Muah、ジャジーで妖艶な色気と歌唱力大爆発クランメリア、心踊る爽やかテクノポップのときめきは嘘じゃない、Hey! Say! JUMPの多面的な魅力が詰まりすぎてて強すぎるシングル。#HeySayJUMP #Iam #MuahMuah
— 花恋 (@nowmen_karen) 2020年2月28日
既にいっぱいツイートしているけどそれでもまだ語り足りないくらい、まじで、がちで、この両A面シングルはやばい。えぐい。最高すぎる。前回のシングル「ファンファーレ!」に次ぐ、とんでもない傑作がドロップされた。両A面2曲、カップリング2曲、計4曲の全員が主役。粒ぞろい。
2019年は「ファンファーレ!」に出会えたことが大勝利だったな、2019年楽曲大賞も取ったし...って思っていたんだけど、今回のシングルリリースで2020年は「Muah Muah」と「クランメリア」に出会えたから既に優勝だわ...と確信している。
最近のHey! Say! JUMPの楽曲はお金がかかっているなと感じることが多くて、手が込みまくっているものもあればシンプルで洗練された楽曲もあり、今流行りのサウンドとHey! Say! JUMPの個性豊かな歌声の相乗効果にワクワクが止まらない。Hey! Say! JUMPを通じて流行りの曲調を知れる。
アイドルってやっぱり「歌って踊る」が本業なわけで、その中心となる楽曲が好みだとこうもオタクライフが楽しいのか...と実感しているところである。
顔が好きっていうのはもちろんなんだけど、やっぱり楽曲が好きっていうのも大事なんだなと改めて。個人的ヒット曲がなかった時期はそんなに熱も高くなくて落ち着いていたけど、こうやって好きーーー!!って叫びたくなるくらいの楽曲に出会ったときの熱のぶち上がり方がすごい。楽しいな~JUMP担!!
— 花恋 (@nowmen_karen) 2020年1月30日
ということで、「I am / Muah Muah」に収録されている楽曲たちをレビューしていこうかなと。とはいえただの音楽好きの素人が書くブログですので、レビューもどき、としてお手柔らかにお願いしますね....!
・I am
クールでスタイリッシュな、疾走感があるHey! Say! JUMPらしいダンスナンバー。イントロは冷たい印象を受けるけど、途中からは弦楽器も入ってきて温かみを感じられるようなつくり。Jスト曰く、激情型ロックダンスチューン。
正直、最初に聴いたときはパッとしないというか、JUMPのよくあるダンスナンバーだな...と思っていたんだけど。何度も聴くうちに、そうだ、これがHey! Say! JUMPの真骨頂だと思い出した。JUMPの人数の多さを活かしたフォーメーションダンスは、こういった疾走感のあるダンスナンバーが一番映える。
サビ前の静かなピアノの音、打ち込みの「タン、タン」という音、そして激しいサビへ、という展開が緩急があっていい仕事をしているなと。この「タン、タン」は2番の始まりやラストサビ前にも使われていて、場面の切り替わりを意味しているのかな、と。
この曲は中島裕翔くんの主演ドラマ「僕はどこから」の主題歌であるため、メインに据えられているのは裕翔くん。
瞼を開ければ射し込んだ 光に動き出す身体
全て僕が決めたんだ もう覚悟は決めた
裕翔くんの歌声って良くも悪くもさらっとしていてナチュラルで、グループに一人こういった歌声の人がいるだけで安定感が違う反面、ユニゾンでは埋もれて見つけるのが難しいし、ソロパートになるとあまり印象に残らなかったりもするんだけど。
最近裕翔くん歌い方変えたかな?って思うくらい、芯があって滑らかで裕翔くんらしいクセも出てきたなと思う。この歌い方裕翔くんだ...!と聴き分けやすさが格段に上がった。揺らぎを味方につけ、吐息に音を乗せた歌い方も色っぽいし、何より歌い出しの主人公感が最高。
「開ければ」の「け」のアクセントがいい味出してるし、「差し込んだぁ」「からだぁ」「決めたんだぁ」「決めたぁ」の語尾が吐息っぽくて好き。
(※裕翔くんの話しかしていませんが、当方薮担です)
・Muah Muah
これまたHey! Say! JUMPらしいキャッチーさと可愛らしさを兼ね備え、簡単に言うとリップを擬人化した楽曲。軽快なピアノ、金管楽器、ギターの音色に合わせて歌い踊る、リップの擬人化ことHey! Say! JUMP。ただただかわいいだけでなく、リップだから若干の色気を纏っているのがミソ。
歌詞に「ルージュ」「パール」「マット」「色とりどり」「マシュマロリップ」ってコスメにまつわるワードがたくさん散りばめられている、コーセーコスメポートさんのフォーチュン マシュマロティントルージュにぴったりのCMソングとなっております。
【Hey! Say! JUMP出演】FORTUNE メイクシリーズ CM
バーモントカレーのCMのときからずっと思ってたけど、Hey! Say! JUMPさん、CMタイアップでは商品名やメーカー名をごりごりに取り込んだ楽曲を出してくるの得意だよね。
「カモナマイハウス」「彼が好き?(カレーが好き?)」「愛すればもっと(バーモント)」「ポップコーン」「SUN かっ飛ばせ(サンカット)」「フォーチュン」....今回も例に漏れず、そして「Precious Girl」に引き続き「フォーチュン」が入っているし。
そしてなぜここまでJUMP担が「Muah Muah」に対して騒いでいるかというと、あの「ファンファーレ!」の辻村有記さんと伊藤賢さんが作ってくださった楽曲だということ。もっと言うと二宮くんの「また今日と同じ明日が来る」も、有岡くんの「Bubble Gum」も辻村さん。
まあ製作陣は後追いで判明したわけだけど、そりゃJUMP担好きだわ~!ってタッグだったから即納得したよね。今後もご縁を繋げていけるクリエイターさんだといいな。
さらに、唇をフィーチャーした振り付けが天才の仕業でして。
Muah Muahの振り付けはやっぱりs**t kingzさん!!そりゃ好きだわ!!辻村さん・伊藤さんの曲にシッキン振り付け、好きにならないはずがない!!勝ち確だわMuah Muah......唇ちょんちょんする振り付けありがとうございますらぶ!!!!!
— 花恋 (@nowmen_karen) 2020年1月31日
「ファンファーレ!」もシッキン振り付けなんだよね。この巡り合わせに縁を感じるし、信頼と実績があるから素敵なものになる予感しかしないわけです。軽率に使いがちだけど、これぞ勝ち確。
キミの... ル・ル・ルージュの輝きに
染まりゆく世界に身を任せた
まずもって歌い出しが有岡くんな時点で勝ったも同然、おめでとうございます。キャラメルのような糖度高めな甘さと、わたあめのようなエアリーでふわっとした歌声。歌う前のブレス音までしっかり入っているところにぎゅんとくる。「か」の発音が「かぁ」となっているところが可愛くて良きです。
いわゆるサビとされるメインのブロックを頭に持ってくる楽曲構成なのも、個人的には高ポイント。この理論でいうと、King&Princeの「シンデレラガール」も「koi-wazurai」も好き。
JUMPはデジタル配信解禁していないからあまり関係はないけど、たくさんある楽曲の中から好みの楽曲をチョイスして聴けるサブスク界隈では、楽曲の頭に歌い出しを持ってきていたり、イントロが短い楽曲が聴かれやすい傾向にあるんだとか。数秒聴いて飛ばすなんてこともやりやすいサービスだからね。
魅惑的なハーモニー
ここのやまちゃんの歌い方がめちゃめちゃ良くない??「ハー↑」と若干上ずるところ。でも決して音を外しているわけではなく、正しい音のレンジの中で若干ピッチを上げ下げする技をうまく使いこなしてる。色っぽくてずるいわ~~。
キミの...ル・ル・ルージュ
合わさる...ル・ルージュ
唇...ル・ルージュ
「る」の活用が素敵。「ル・ル・ルージュ」って飛び跳ねるように歌っているのがウキウキする。2番で合わさるから、ついに合わさったか~!!とテンションが上がるよね。
余談だけど薮くんはルージュを変えたことに全く気付かなそうだし、レッドも青みピンクもアプリコットもオレンジも違いが分からなさそう。ルージュとグロスの違いも分からないと思う。(それで良い)(それが、良い)
ル・ル・ルージュの輝きに
落ちサビの裕翔くんソロパート。「る」が若干舌っ足らずで「るぅ」ってなっているのがかわいい。やっぱりここは歌い方に個性が出るね。裕翔くんは「ら」行が舌っ足らずでかわいい歌い方になる傾向にあると思っている。
染まりゆく世界に身を任せた
薮くんソロパート。ふわふわわたあめのような有岡くんとは違って、薮くんはビターな大人の魅力を孕んでる。パステルカラーにふわっと染める有岡くんと、暗めの濃い色にねっとり染める湿度高めな薮くん。「身を任せた」の「みぃ」で音が揺れるところ!!好き!!!!!!(語彙力)
Ah~~~~~
落ちサビからラストサビを繋ぐ有岡くんのフェイク。こういう系統のフェイクは新鮮。
「あ~~~~~~」と表記したほうがいいかな?ってくらい柔らかくてまるいひらがな発音、はちゃめちゃにかわいい。ドラムの音とともにクレッシェンドをかけながら、「あ~~~!!↑」って駆け上がっていくところがラストサビに向けての高まりを表現しているというか。わたし個人的に、「Muah Muah」のお気に入りポイントの一つ。
落ちサビの「Uh Yeah」「Ah」も有岡くんらしい甘さでぐっときます。
Yeah
Uh Yeah
魅惑のサイン
Uh~ Yeah
ラストサビでの怒涛の薮くんフェイク4連発。
「魅惑のサイン」にHPをぎりぎりまで減らされ、トドメに「Uh~ Yeah」でノックアウト。も~薮くん、そんなに薮担を魅了してどうするつもり!?艶っぽいフェイクはずるいですって....
「みわくのさいぃぃんっ」って揺れた歌い方が魅惑的すぎて仕方がないし、滑らかな「うううううういぇえ~」はパフォーマンスも含め薮様にひれ伏すしかない...ウインク+投げちゅーなんて無理....(CDTV)(ちなみにライブでもやってました)
2番サビの「Ah~~」も薮くんかな?と思っているんだけど、100%の自信がないからちょびっと言及するに留めておく。雄也かな?いやでも高音の掠れ方が薮くんだよね?これ。
Muah Muah Muah
Rouge...
ラストのやまちゃんと伊野尾くんの強すぎるコンボ。ムア♪\キャー!/ムア♪\キャー!/ムア♪\キャーー!!!/ルージュ....\ギャーーー!!!/ってなるちょろいJUMP担が好きです。(わたしは薮くんしか見ていないから最初は何が起こったのか分からなかった)
はい!やっと半分!
本当は1記事にまとめて書く予定だったんだけど、本命「クランメリア」に到達する前にそこそこの文字数になってしまったから2部作にすることとする。わたし想像以上に「Muah Muah」が好きみたい。
この熱量が冷めないうちに、近いうちに続きを書き上げたいと思いますのでしばしお待ちを~~!!
・通常盤
「I am」「Muah Muah」「クランメリア」「ときめきは嘘じゃない」、全4曲収録。
【メーカー特典あり】 I am / Muah Muah(通常盤)(オリジナル「アイアムムアムア」缶バッジ付)
- アーティスト:Hey! Say! JUMP
- 発売日: 2020/02/26
- メディア: CD
・初回限定盤1
「I am」「Muah Muah」、全2曲収録。「I am」のミュージックビデオとメイキング、「JUMPのお部屋から」という特典映像付き。
・初回限定盤2
「I am」「Muah Muah」、全2曲収録。「Muah Muah」のミュージックビデオとメイキング、「Muah Muah」のライブバージョン(PARADE東京ドーム公演)の映像付き。